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「『講師・ファシリテーター養成講座』を終えて」

2004.11.08:コラム…「CHRニュース」Vol.24より

●活動のメインは人間関係教育

 私の活動はかなり幅広く、企業・組織から個人まで対象も内容も方法も様々です。しかし、目的は一つで誰もが自分をはじめ、まわりの人たちとの関係を大切にし、自然で自分らしく、納得できる人生を生きて欲しいというところにあります。

 人間関係の仕事を始めて来春には丸27年になりますし、CHR研究所も丸15年になります。一人で奮闘していた頃から見ますと格段の差で、昨年NPO法人を立ち上げてからは更に出入りも賑やかで、私が描いていた夢が現実のものになりつつあるのを実感しています。

●第2回講師・ファシリテーター・養成合宿開催

 その夢を共有して下さる人たちが増え、同じ思いで活動の輪を広げる為には、講師・ファシリテーター・カウンセラーが必要で、そのための合宿養成講座を11月13〜14日の1泊2日で行いました。昨年から始めたもので、10人のうち半数が2度目です。勇気をもって初参加された人たちも、それぞれ勉強し準備をして参加されました。

 前日から不覚にも風邪で全く声が出せない状態になっていた私ですが、ドタキャンする訳にもいかず、声が出ないまま、ボディーランゲージと筆談で何とか予定通り進めました。「ピンチはチャンス」と言いますがまさにその通りで、本来私が担当する総合ファシリテーターの役も全て持ち回りで担当し、思いがけない出番に皆さん緊張はされましたが、見事に務めて下さいました。

●人は成長する

 30分間自分で選んだテーマのレクチャーをし、メンバーからのフィードバックを貰うものですが、お互いに遠慮なく、気づいたままに伝え合える雰囲気は、CHR研究所ならではのものと思いました。更に付け加えますと、そういう雰囲気をかもし出せる人たちが集まって下さったともいえます。長く関わっている間に、自然にやさしさ・温かさ・自由な雰囲気を身につけられるようです。

 個々には緊張や落ち込み体験もあったと思いますが、場数を踏めば絶対ものになる人ばかりで、「みんな凄い!出来るじゃない!」が私の正直な気持ちです。
27年前の私より絶対皆さんの方が上です。みんなで夢の実現に向けて力を合わせましょう。

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